スペイン旅行を振り返って
今回のスペイン旅行はガウディー他、石の文化に触れる事が、大きな目的だったと思います。
今までメディアや実際に行った方の話などで、ある程度の想像をしていたものをはっきりと具現化する旅でした。
今まで行った海外旅行のほとんどが、終日フリーでの旅行が多く、このような団体行動や、日程の詰まった旅行は久々だったので、最初は戸惑ったのですが旅友もでき、楽しい旅行ができました。
ただ一つ難を言わせて頂ければ、もう少し自由な時間が欲しかった。ゆっくりとスペインでの買い物もしたかったし、もっと真のスペインに触れたかったかなっと感じています。やはり旅行会社も事故が怖いせいか、クレイマーを恐れてか、事務的になりすぎているのかナーと感じざるおえませんでした。
そしてこの旅行で、もう一つ改めて認識した事がありました。
それは信仰心と宗教、そして時の権力者の力。
「私は少し違った認識をしていたのかも」と言う事。
人類が意思を持ち賢くなって、死というものを認識し、それが恐怖心に変わった時、あらゆる神が生まれた。
そしてそれが信仰心に変わり、世界各地で様式は異なるが、それぞれの宗教という名のもとに信仰されている。
人類の歴史の中で、戦いの時代の方が平和の時代よりはるかに長いと言う事。
戦いは生き死にの時代。その中で今日を生きられ、この食事を頂ける事の喜びを神に感謝する事が、強い信仰心につながっていった。
島国の日本では考えられないほど、国境が隣接している大陸の国々では国と国、民族と民族との戦いが激しく、より強い信仰心が根付いた。
スペインを訪れて、攻められたら町一つが直ぐに陥落し消えてしまう時代に、いつ攻められてもよいように、窓には格子を付け、身を守るために中庭(パティオ)のある建物になっている事を学んだ。戦いの歴史そのものを物語る建築様式だった。
そして時の権力者がその力を誇示すべく、信仰心のもとに作るモスクやカテドラル。
私は今でも各地で続いている争いを、宗教こそが、争いの源になっていると感じていたが(確かにそれも考え方の一つだと言われているが)、一方で生き死にの時代が長ければ長いほど、より強い信仰心を生む事も改めて気付いた。そして身を守る拠り所として、それらの象徴的な建造物が生まれている事を感じた。
初めに宗教ありきの争いではなく、争いありきの信仰心である事。それも大きな考え方の一つである事を今回の旅で気付く事ができた。
そして人類は争いをしながらより強いDNAを残そうとする生き物である事を強く感じた。
人類が一瞬でも一つになれるとしたら、映画でよくある地球以外の外的要因による、地球そのものの危機的状況になった時なのかもしれない。
温暖化や化石燃料の枯渇などによる内的要因では人類は悲しい事ながら一つになるどころか、また新たな争いの引き金にさえ、なりかねないと思います。
私は幸運な事に、日本という豊な国に生まれ、この一瞬の平和な時代に生きる事が出来ているので、信仰などとは無縁で来ました。しかし同じ日本人でも、特に年を取り寿命を意識するようになると、より信仰に目覚めるのは人として当たり前の事なんだと感じるようになりました。
巣鴨地蔵通り、通称おばあちゃんのメッカ、万歳!!
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